日本一背の高いITジャーナリスト(192㎝)の久原健司です。
2度目の緊急事態宣言も出てしまい、海外からの観光客が来れるようになるのはいつになるのか予想もできない状況が続いていますね。
そんな状況であっても、日本の伝統文化を世界にアピールするための新たな施策をしている人たちがいます。
それが、オンラインみーと芸者という取り組みです。
オンラインみーと芸者とは
「友人との飲み会に芸者さんを呼んでみたい」「会社の忘年会に芸者衆を呼びたい」など、皆さんのオンラインイベントに箱根芸者衆を呼ぶことができるサービスです。
箱根芸者衆が皆さんのイベントに花を添えてくれるようです。

詳細は、Meet Geisha公式ウェブサイト内の 「芸者とオンライン飲み会」ページをご覧ください。
https://www.meetgeisha.jp/ja/online-nomikai
JICA主催のコンテンツ内にて実施
JICAが実施する開発途上国の観光行政官を対象とした「観光復興とマーケティング研修」のプログラムの一部として、1月29日(金)、2月19日(金)の2日程にて、箱根湯本で箱根芸者衆によるイベント・ショーを主催する「みーと芸者 Meet Geisha」の「オンライン芸者」を提供します.
JICAが開催する研修は、途上国の観光行政職員に向けて、日本の観光セクターの取り組みを紹介し、日本を含む各国での取り組みに関して意見交換し、新たなアイディアや気づきを得ることを目的としたものです。
研修参加者は、みーと芸者による「オンライン芸者」で、舞踊やお座敷遊びなどを通じ、日本の伝統文化を体験することができます
提供内容
●日本舞踊や演奏の披露
季節の曲に合わせた日本舞踊を披露します。和楽器で世界の楽曲を演奏、参加者もともに楽しめる内容となります。
●観光地箱根湯本と芸者文化についての紹介
箱根湯本で働く芸者だからこそ伝えることのできる観光地箱根の魅力をお伝えします。日本伝統文化としての「芸者」やその「周辺文化」について、季節により異なる着物の種類や柄、身に付けるものについてのお話や、様々な和楽器の特徴とその美しさについて紹介します。
●新型コロナウイルスと日本伝統文化についてのお話
芸者文化のみならず、歌舞伎・三味線・お着物などの日本伝統文化の衰退や、箱根芸者が考える未来への文化継承についてお話します。
様々な団体に向けたオリジナルプログラムを検討中
みーと芸者では、これまでの「オンライン飲み会」と合わせて、学校向けや企業の研修などにて団体向けにそれぞれの目的に沿ったオリジナルプログラムを作成し提供してくとのことです。
みーと芸者のオンラインプログラムは、日本の伝統文化、芸能について考える機会として、伝統文化を子供達と継承する一歩として、また芸者文化からチームマネジメントや対話術を学ぶ場としてなど、幅広いコンテンツのカスタマイズが可能になります。
オリンピックの開催も危ぶまれる中、海外からの観光客がこれまでのように来てくれるのはいつになるのか分からない状況だからこそ生まれた素晴らしいアイディアだと改めて感じます。
他の日本の伝統文化もオンラインを使ってどんどん海外と交流を図っていってほしいですね。